【活動レポート】第35回 損したくない人のための「インスタ/Facebook広告」〜初級編〜マーチャントクラブ福岡定例会(Zoom 開催)
マーチャントクラブ福岡支部 事務局長のゆかです。第35回目の定例会の様子をまとめていきます。
マーチャントクラブ福岡支部の第35回目の定例会が、2023年3月22日(水)に開催されました。
35回目の定例会は、外部講師に株式会社DPトラスト 代表取締役 清水成年氏をお迎えして、月10万円以下でも成果の出るインスタグラム・Facebook広告についてお話しいただきました!
Facebookやインスタグラムの広告は、利用している方も多いと思います。
ただ、ちゃんと「広告運用をして集客できているのか?」となると、自信を持って「はい」と言える人は少ないのではないでしょうか。
多くの方が「広告は難しい」「効果がない」なんて思っているのが現状です。
わたしも、一度広告にチャレンジしたことがあるのですが、初期設定に疲弊し、いざ広告を始めても改善するポイントが分からず最大限に広告の効果を引き出すことができませんでした。
というように、広告に対していいイメージがない方は多いと思います。
この記事では、定例会の講義の内容を簡潔にまとめていきます。
ですので、これからインスタ・FB広告にチャレンジしようと思っているとか広告運用に興味があるのでしたら、最後までお読みください!!
2023年3月のマーチャントクラブ福岡の定例会は、Zoomのみの開催で13名の方にご参加いただきました!!
講師プロフィール
清水成年 株式会社DPトラスト
クライアントの”広告集客”の成果を出すことにフォーカスし、特に小規模事業・個人事業主の方が、飛躍的に売上を伸ばすための起爆剤となる、広告を使った集客コンサルティングを実施。
受講生の多くは、今までどの広告をやっても一切うまく行かなかった状態から月収100万円~200万円を広告による新規集客から次々と売上を伸ばすことに成功。これまで丸7年間、プロのライターとしてお客様目線で響く文章を作りながら、広告業界に身を置き、自身が体験したリアルな情報を発信している。
Contents
- 1 Facebook・インスタの広告ーひとり運用実現講座
- 2 Facebook広告は画像が勝負!
- 3 広告の印象は?
- 4 あなたは集客手段をいくつか持ってますか?
- 5 年商3割増を目指せる?!
- 6 自分のビジネスと相性がいいのか?
- 7 8割の人が間違っている広告あるある
- 8 広告で反応が出ない理由
- 9 ネット広告の代行費用は高い
- 10 低予算でひとりで広告運用ができる理由
- 11 広告運用するときに間違えてはいけない「使い方と考え方」
- 12 Facebook広告をあなたの右腕として手助けしてくれる「武器」にする使い方
- 13 最後に
- 14 第35回 マーチャントクラブ福岡支部定例会 講義ビデオ
- 15 WEBの学びと交流ができる場所がマーチャントクラブ福岡支部
Facebook・インスタの広告ーひとり運用実現講座
今回は、Facebook・インスタグラムの広告の仕組みや全体像を理解して、自分のビジネスの全体像を再確認しながらひとりで広告運用になるのがゴールです。
そもそもFacebook・インスタ広告とは?
例えば、Facebookを開いたときにフィードの途中とかに出てきたり、右上に出ているモノが広告です。
そういったところに広告を出して、自社商品のご案内していくのがFacebook・インスタグラム広告になります。
なぜFacebook広告なのに、インスタグラム広告もできるのか?
実は、インスタグラムの母体がFacebookなので、Facebook広告でインスタグラムも一括管理ができるんです。
2つのプラットフォームに一度に広告を配信できるのが、最大のメリットです。
さらに、Messengeアプリ、Audience Networkにも広告を掲載することができるのです。
Facebook広告は、一石二鳥というより一石四鳥くらいにもなりそうな広告ツールです。
Facebook広告は画像が勝負!
基本的にFacebook広告は、画像が重要なのです。
「画像がどれだけいいかキャッチーなものになっているのか?」というのが大事です。
Facebook画像クイズです。
これらの広告画像の中でどれが一番反応が良かったでしょうか?
この画像は、フィットネスジムの開業の際に出した広告です。
文章はどれも一緒ですが、画像だけを変えました。
ただ、画像を変えただけで8倍くらい大きく反応が変わったとのことなんですが、どれが一番反応が良かったのか考えてみてください。
清水氏曰く、この画像の中で反応が良いものがすぐにわかった方は、Facebook広告のセンスがある方かもしれません。
逆にイマイチだったなというのが分かれば、反応が悪いハズレ広告を最初から外すことができます。
答えを考えてみましたか?
正解は・・・
②の画像でした!!!
なぜそういう結果になったのか?
フィットネスジムの開業なので、ジムの画像とかザ・フィットネスという感じのトレーニング画像が良さそうな感じがします。
ただ、経営者の方でフィットネスジムの開業をしようとしている方からすると、③のようなジムやマシーンの画像はありきたりすぎて面白くないのです。
そして①の画像ですが、反応は悪くないけど、トレーナーさんが多いのでトレーニング写真は見慣れすぎているのです。
②のロープを持った画像は、こちらもトレーニングではあるんですが、一瞬「おっ?」と手が止まってしまう画像です。
Facebook広告は、見た時につい手が止まってしまうような画像を見極めるのがコツになります。
画像次第で8倍ほど反応が変わるので、どれだけFacebook広告には画像が勝負なのかを感じ取ってもらえたらと思います。
広告の印象は?
広告と聞くと、「高い」「使えない」「無駄」という声が多いです。
実際に清水氏の元には「効果がなかった…」とお声をいただくことがたくさんあったそうです。
ただ、それは「本当に広告のせいなのか?!」というところが気になります。
どっちかと言うと、広告の出し先と文章に原因があって、ちゃんと伝えたいことが伝わっていないのではないかと思います。
なので、広告の悪い印象を一旦リセットして再度広告のことを理解してください。
あなたは集客手段をいくつか持ってますか?
もしも、一つの集客手段に頼り切っていたら、ビジネスは非常に危ういです。
というのも、LINEビジネスなんかは分かりやすい例です。
LINE for ビジネスは昔は無料で使えていました。たけど、急に有料化されました。
まだ、無料が有料になったくらいなら良しとしましょう。
だけど、いきなりサービスが終了して使えなくなってしまうなんてことは普通に起こることなのです。
もしも、集客媒体として利用していたサービスが急に終了してしまったら…一つのプラットフォームだけに頼っていたら…と考えると、とても怖いことです。
つまり、一つに依存すると大打撃を受ける恐れがあるので、だからこそ低予算でコスパ良く2つ目の集客媒体を絶対に手に入れておくべきなのです。
その選択肢の一つとしてFacebook広告を入れて欲しいと言うのが清水さんの想いです。
年商3割増を目指せる?!
リスクヘッジで1割でも2割でも他から集客できる媒体を作ることができたら…
最終的に3割くらいを目指して、それをどんどん大きくして、一番コスパがいい広告媒体を使うと良いです。
そうやって広告を回しながら、年商2割3割増を目指せるのがFacebook広告です。
実際にFacebook広告で出た結果
王道の流れは「メルマガ→ステップメール→説明会→販売」です。
このような仕組みを作ったところ、月30万円の運用で、70万×3件販売という結果が出たそうです。
Facebook広告は、あくまでも集客ツールです。なので、広告からメルマガなのか、個別相談なのか、セミナーなのか、どういう使い方がいいのか自分のビジネスに当てはめて考えてみてください。
自分のビジネスと相性がいいのか?
ここであなたのビジネスとFacebook広告が相性が良いのかをチェックしてみてください。
Facebook広告と相性が良い業種というのがあります。
Facebookは経営者の方が多いので、BtoB向けの商品が相性が良くて、メルマガやセミナー誘導がいいです。
インスタグラムは個人の利用者が多いので、BtoC向けの商品が相性が良くて、メルマガ獲得や教室系が強いです。
逆にこのようなビジネスの方とは相性が悪いです。
ビジネスモデルによって変わるので、まずは試してもらうことが一番だと思います。
特に、Facebook広告は一度に4つの媒体で広告を出せるので、反応がいいところだけを残していくことが可能です。
ご自身のビジネスと相性が良いところを見つけてみてください。
8割の人が間違っている広告あるある
8割の人が間違っている広告あるあるをご紹介します。
- 広告は試したことあるけど全然結果が出なかった
- 小さな会社は「広告」を使うのは早い
- 知名度がない会社じゃ広告をしても効果が出るわけない
- 広告費が高くてコスパが合わない
など…
これらは全て間違いです!
基本的に対面で売れるなら広告で売れるのです。
「お客さん目線で悩みを解決してあげる」が伝えられているかだけなのです。
これさえ伝えられたら広告を使って売ることができます。
広告で反応が出ない理由
「広告のプロに頼んだけど、うまくいかなかった」なんてことはよく聞く話です。
ただ、勘違いしないでほしいのが、
「広告の専門家」=「広告を出し、管理する専門家」
なのです。
広告のプロに頼んだとしても、広告のプロはあなたのサービスや商品のことを詳しく知りません。
なので、広告の文章とかを考える際に、今まで反応が良かった「それっぽい事例」を元にテンプレートに当てはめて考えるだけなので、反応が取れない広告文になってしまうなんてことは起こる事なのです。
決してあなたの商品やサービスが悪かったというわけではなく、「反応が取れない広告文」で広告をかけていたのが広告で反応が出ない本当の理由です。
ネット広告の代行費用は高い
ネット広告の代行費用は高いです。
というのも、ネット広告の場合は広告を出した後の管理が大変だからです。
広告でもポスティング業者や新聞折込チラシの場合は、一度広告を出してしまったら終わりなので、その後の管理は不要ということで安いです。
ネット広告は、出した後に修正や改善などの管理が必要になってくるので、代行費用が高額になるのです。
大体、運用費の20%くらいは広告代行費用になることが多いです。
例えば…
■月30万円〜、6ヶ月継続プランのようになるケース
月30万円×6ヶ月=180万円
+月々6万円(運用費の20%)×6ヶ月が代行費用=36万円(最安値でもこれくらいかかる)
月に広告費を100万、200万かけれるのだったら、代行費用を払う価値はあります。
だけど、少額の5万円とか10万円から広告費をかけたいのであれば、月々の広告費用が圧迫してくるので、代行費用を払うのはかなりもったいないです。
上記のように、少額で広告運用したいのに広告費より代行費用の負担が大きくなったり、そもそも少額だと代行してもらえなかったりと、少額運用がしづらいのがネット広告のあるあるです。
ですので、少額運用の場合は、スタッフや自分が広告運用をできるようになって代行費用をかけずに広告運用をしていけば良いのです。
広告代理店に頼む必要ないの?
月額30万円以上の運用だったら、広告代理店に頼むべきです。
- 月額30万円以上の運用になると広告の確認・調整作業が必要
- 30万円以上であれば、手数料を払っても自分でやるよりパフォーマンスを出してくれる
ただ、代行で頼むにしても自分でも運用内容が見れるようになっておかないと、代理店さんの言いなりになったり、ごまかされることもあるので最低限の知識を持っておくことが大事です。
低予算でひとりで広告運用ができる理由
月々5万円の低予算でひとりでネット広告を運用するなら、Facebook広告一択です!
理由は以下の通り。
Facebook広告がおすすめな3つの理由
1.Google広告やYahoo!広告より使い方・運用が圧倒的に簡単!
2.Facebook・インスタ・Messenger・AudienceNetworkの4つの媒体にアプローチでき配信ボリュームが増える
3.特にFacebookとインスタで利用者が違うので、あなたの商品・ターゲットに合わせやすい
ひとりで広告運用するなら「使うのが簡単」であることが大事です。
ですので、このような理由からFacebook広告がおすすめなのです。
広告運用するときに間違えてはいけない「使い方と考え方」
広告の獲得単価の一般平均はどれくらいなのかご存知ですか?
広告を手に入れるために
- メルマガ登録(見込み客)→3,000円/人
- 直接セミナー・個別相談誘導(無料)→1万円〜5万円/人
これくらいが広告獲得では平均となっています。
ただ、これを見て「高い」と感じた方は、どこを基準にして高いと感じたのかを考えないといけません。
というのも、フロントエンド商品(集客商品)だけで考えると採算が合わないので危険です。
Facebook広告で失敗している人は、フロントエンド商品だけで採算を合わせようとして赤字だから辞めてしまうことが多いのです。
だけど、来てもらった後にバックエンド商品(本命商品)を販売する販売導線を整えて、バックエンドを売るためにいくら広告費をかけられるかという考え方をしないといけません。
そうしないと広告を使って販売していくことは難しいです。
Facebook広告をあなたの右腕として手助けしてくれる「武器」にする使い方
Facebook広告を使って成功するためには販売導線が重要です。
一番オーソドックスな販売の流れは以下の通りです。
Facebookの立ち位置は、「アクセスを集める」です。
集客手段として、ブログ・SNSなどの媒体を使っているところに、新しい集客手段として広告を使うというイメージになります。
一般的な販売導線は、集客をした後に、反応を取るためにLP(商品案内ページ)やホームページに誘導します。
そこからセミナーやお問い合わせ、個別相談をしてもらって、その後に商品やサービスを販売する流れになっています。
ただ、広告を使うのだったらもう少し調整したほうが良いです。
Facebook広告を使うときにおすすめの販売導線
広告を使うときは、先ほどの流れの中に「登録」と「教育・信頼」を挟んだ方が良いです。
- 登録とは、動画・資料プレゼントとかのLP(ご案内ページ)になります。そこで、まずは興味関心を持ってもらうようにするのです。
- 教育・信頼とは、ステップメールや動画講座、メルマガ、LINEステップになります。そこで、情報発信をして、あなた自身の価値を感じてもらったり信用してもらう必要があります。
このように「登録」→「教育・信頼」の後に、セミナーや商品のご案内などで反応を取って、スムーズに販売まで誘導をします。
大体の方が、途中にある信頼関係を構築するステップをすっ飛ばしてしまっているので注意が必要です。
販売から逆算
上記のように販売導線が明確になれば、あとは販売から逆算をして考えていけば良いだけになります。
このように明確にイメージして考えたら大きな失敗をすることはありません。
逆算で設計をしていって予算いくらかけられるのかを考えることです。
この考え方ができれば、予算次第でどれくらい集客できるのかが見えるようになります。
つまり、Facebook広告でしっかりと成果が出せるようになるのです。
以上が、Facebook広告をあなたの右腕として手助けしてくれる「武器」にする使い方になります。
最後に
今回は、マーチャントクラブ福岡支部の第35回定例会【損したくない人のための「インスタ/Facebook広告」〜初級編〜】の様子をレポートしました。
最後に、定例会に参加してみて、わたしが勉強になったことを簡単にまとめます。
- Facebook広告一つで4つの外部媒体に広告が出せる
- Facebook広告は画像が勝負!画像次第で8倍も反応が変わる
- 集客手段はいくつか持っていないと危険
- 広告はリスクヘッジとしてコスパよく使う
- 広告運用するときは「使い方・考え方」を間違えないことが大事
- 販売導線には「登録」「教育・信頼」のフェーズを入れる
- 販売導線ができたらあとは販売からの逆算で成果を出せる
今回のことで、上記のようなことが学べました。
わたしは清水氏のお話を聞いて、広告は中身を理解して取り組めば、上手に活用できそうだなぁと感じました!集客媒体は多いに越したことはないです。
積極的に取り入れたいと思います。
最初にお伝えしたように、このセミナーの目的は「自分のビジネスを再確認して、ひとりで広告運用できる」でした。
ここでまとめた内容を見ていただくと、ひとりで広告運用するヒントがたくさん見つかったのではないかと思います。
あなたのビジネスがより良くなるように、参考になさってください。
それでは、今回のレポートはこれで終わります。
勉強会にご参加いただいた皆様、ありがとうございました!
来月もお楽しみに!!
第35回 マーチャントクラブ福岡支部定例会 講義ビデオ
テーマ:Facebook・インスタの広告ーひとり運用実現講座
講義全編
インスタ・Facebook広告
◆開催日時:2023年3月22日(水)16時〜18時
◆開催場所:zoomオンライン同時開催
◆講師:清水成年氏
第35回 定例会|前半:45分29秒
第35回定例会| 後半:54分20秒
WEBの学びと交流ができる場所がマーチャントクラブ福岡支部
WEBマーケティングの基礎をもっと知りたいという方、また他の起業家さん、経営者さんの意見を聞いたり交流したいという方は、マーチャントクラブ福岡の定例会にご参加くださいね。
マーチャントクラブ福岡では、オンライン・リアルの両方で、毎月第4水曜日の16時から定例会を開催しています。
今回のわたしのレポートを見て、ちょっとでも興味が湧いた方は、お試しでも参加することができるので、こちらからお問合せいただけると嬉しいです。
マーチャントクラブ福岡支部について
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