【活動レポート】第45回 「30万の広告費を使った検証結果を公開!〜さらなる打ち手も〜」マーチャントクラブ福岡定例会(Zoom 開催)
マーチャントクラブ福岡支部 事務局長のゆかです。
第45回目のマーチャントクラブ福岡支部の定例会が、2024年1月24日(水)に開催されました。
今回の定例会のテーマは、「30万の広告費を使った検証結果を公開!〜さらなる打ち手も〜」ということで、マーチャントクラブ福岡代表の田原さんが講師でお話をしてくれました!!
昨年末に田原さんがチャレンジした広告費を使ったプロモーションの中身を丸っと公開ということで、なかなかこういった話は聞けない貴重な会でした!!
それではここから、第45回定例会の様子をまとめていきます。
※今回の内容は、田原さんのリアルな数字の部分はクラブメンバーのみの公開となります。
【Zoom開催で8名の方にご参加いただきました!!】
講師プロフィール
田原靖識氏
YOUSEED株式会社 代表取締役
マーチャントクラブ福岡 支部代表
福岡県出身、福岡市在住。大学卒業後、一部上場企業に就職。ダイレクトメールの制作やプロモーションを中心とした販促物の企画に携わる傍ら、WEBマーケティングに興味を持つ。
12年の在職期間中、営業成績で全国1位にランクインするなど実績を上げるも、時代に逆行した社風に違和感を覚え、35歳で起業。
しかし副業や起業市場の飽和により、他者と差別化できずに挫折。その後、日本トップクラスのコンサルタントに従事しプロモーションスキルを習得。現在は、WEBが苦手な経営者の右腕となり、WEB事業の展開のビジネスプランニングを担う。
僕たち自身がビジネスを全力で楽しみ、笑顔でやりがいを持って働く起業家、経営者を増やしたいという思いから、マーチャントクラブ福岡支部を立ち上げ、現在は福岡から全国へ向けて事業展開をしている。
Contents
「30万の広告費を使った検証結果を公開!〜さらなる打ち手も〜」の概要
今回の定例会のテーマは「30万の広告費を使った検証結果を公開!〜さらなる打ち手も〜」でした。
内容はこのような感じです。
Facebook・インスタ広告で集客ってぶっちゃけどうなの?!
広告検証
1日1万円の広告費(30万円)を使ってどのくらいリターンが出たのか、その結果を赤裸々に公開します!
実際に広告をかけた方のリアルな数字を見せてもらえる機会なんてないので、すごくワクワクしました!!
ぶっちゃけ…広告の実績って?
みなさん普段は集客はどうしていますか?集客に関しては、自社サービスを持っている方は常に悩むところですよね。
きっと広告を利用してみたいなぁなんて思う方も多いはずです。
田原さんは、12月に広告集客をされたのですが、結論からいうと『しっかり利益は出せた』そうです。
1日あたり1万円で合計30万円の広告予算を投入し、結果として目標としていた売り上げを達成されたということです。
広告による集客の有効性
このように、広告による集客はかなり有効で、特に「新鮮なリスト」を集めることができるのが最大のメリットなのです。
自分の商品・サービスを持っている方は、売上を伸ばすことも大事な要素だとは思うのですが、一番は集客の部分が気になるのではないでしょうか。
SNS・紹介・自社リストとかメルマガLINEのリストの中で販売していくとなると、もう売り尽くしてる感だっ たり、飽きられてるのではないかと思います。
なので、新しい顧客リスト(リード)を獲得する必要があります。
その新しい顧客リスト(リード)の獲得をする手段として、「広告」が有効なのだそうです。
リスト(リード)獲得の方法
リスト(リード)を獲得するためには以下の3つの方法があります。
- 作る(自分で集める)
- メリット:自社のリソース(SNS、ブログ、SEOなど)を使用して独自のリードを作成することができる。コンテンツやメッセージを完全にコントロールできるため、ブランドイメージを構築しやすい。
- デメリット:時間と労力がかかり、特に初期は結果が出るまでに時間が必要。また、オファーが市場で飽和している場合、新しいリードを生成するのが難しい。
- 借りる(紹介や提携を利用する)
- メリット:他者の信頼とリソースを利用できる。紹介や提携などを通じて、既存の信頼関係を活用してリードを獲得できる。
- デメリット:コントロールが効きにくい。紹介する側のタイミングや意向に左右され、常に安定したリード獲得ができるとは限らない。
- 買う(広告を利用する)
- メリット:短期間で大量のリードを生成できる可能性がある。ターゲットを絞り込んで特定のセグメントに直接アプローチが可能。
- デメリット:費用がかかる。また、広告の設定やターゲティングが適切でなければ、投資に見合うリターンが得られないリスクがある。
広告のリスクと注意点
広告はいいことばかりではなく、もちろん以下のようなデメリットもあります。
・適当に 広告出してもお金を損するだけだし、それにお金以外にも時間や 労力も失うことになりかねない
広告を使うなら、適切な戦略を立てて、その後の販売プロセスも整えてない上手くはいきません。
というのも、「広告を出すだけで集客がうまくいく」「必ず売り上げがアップする」という誤解をしている人も多く、広告だけに頼ることはかなり危険です。
広告後のフォローアップや改善不足だとせっかく広告費かけたのに無駄に終わってしまうことになります。
最終ゴールは集客ではなく売上を伸ばすこと
広告を活用することは、ビジネスの集客課題を一時的に解決する手段に過ぎません。
重要なのは、広告による集客が最終的な目標ではなく、あくまでビジネスの成長過程における一つのステップであるということです。
結婚がゴールではなく新たな人生の始まりであるように、集客もまたゴールではなく、真の目的は集客を通じて売上を持続的に伸ばしていくことにあります。
つまり、広告はビジネス成長のための一つの手段であり、最終的な目標は売上の増加ということです。
では、売上を伸ばすための売上の方程式はこちらです。
売上=新規客数×客単価×成約率
広告を使うということは、この方程式の「新規客数」をクリアさせることです。
他の客単価や成約率が0だったら「売上=0」なので意味がありません。
お客さんはどうしたら申し込みしてくれる?
成功するためには、単に商品やサービスを「売る」のではなく、お客さんが「どうしたら申し込みたいと思うか」を理解することが重要だということです。
たとえば、お客さんが安心感を求めているのか、あるいは時間節約を重視しているのか、といった点を把握することです。
そして、お客さんが感じている問題や痛み点に対して、どのように商品やサービスが解決策となるかを明確に示すことが必要です。
このように、お客さんの気持ちを重視し、どうしてその商品やサービスに興味を持ち、なぜ申し込むのかを深く理解することで、より効果的なマーケティング戦略を展開することが可能になります。
広告と差別化
現在の市場では広告やランディングページ(LP)のメリット訴求が一般的です。
ですが、多くの類似したオファーがあるため、共感や信頼感を通じて差別化することが大事です。
広告を使うときに、共感や信頼感はどう作っていけば良いのでしょうか。
田原さんが工夫したことは、まずこちらの広告のクリエイティブ(画像)のパターンを6種類用意したという点です。
ちなみに以下の画像は、どれが反応が良かったでしょうか?
答えは・・・
笑顔の写真でした。このことから笑顔とか楽しそうというのは、広告での共感や親近感を与えられるのかなぁとのことです。
広告のクリエイティブで反応が取れるのは、人によって違います。
なので、仮説を立てて検証をしていくことが大切です。
広告出向中の振り返り
広告出向中の振り返りの部分では、田原さんが実際に広告を活用して感じた良かった点と悪かった点をシェアしてくれました。
良かった点
- 来年への動きとして、訴求できたのは良かった→年末に開催したので「新しい年に何か始めたい」と思っている層に届いた
- 体験セミナーの申込率は良かった!11%→多分大体5%から 12%くらいという人が多い中、11%は良い方
悪かった点
- オプト数が少なかった
- セミナーの申込が最初少なかった
- セミナーへのドタキャンが11人中4人
- セミナー参加者が、消極的だった
実際に動かしてみて、悪い点があるなら、改善をすることが大切です。
- オプト数が少なかった→LPのヘッダーを4案作った
- セミナーの申込が最初少なかった→期日が遠すぎた
- セミナー参加者が、消極的だった→セミナースライドを修正
その結果、最初にお伝えしたように広告で『しっかり利益は出せた』に繋がったそうです。
広告は出せば簡単に集客できるというわけではなく、目的を持って仮説検証をしながらかけることが大切だということです。
この後、実際に田原さんが広告をかけた時のリアルな数字の公開をしてくださったのですが、そこは定例会に参加したメンバーのみということで…
気になる方は、マーチャントクラブ福岡支部メンバーになっていただくとアーカイブで視聴することができます♪
以上が今回のセミナーの内容でした。
まとめ
今回は、マーチャントクラブ福岡支部の第45回定例会「2023年振り返り&来年への布石を創ろう!」セミナーの様子をレポートしました。
講義では、「30万の広告費を使った検証結果を公開!〜さらなる打ち手も〜」というテーマで、田原さんが12月フルに広告を使った検証結果の公開とどんな考えを持って広告を取り入れたのかをお話ししていただきました。
単純に「広告を使う=集客ができる」だけではなく、しっかり広告を使う意味や役割を意識することが大事だということでした。
「広告を使いたいなぁ」と思っているけど、なかなか踏み出せなかった方にとっては、田原さんの検証結果はとても参考になったと思います。
私自身も、「広告使ってみたいな」と感じました。
自分でやるのが難しいなら、広告代行を利用するのもアリです。
売上を伸ばしたいと悩んでいるのでしたら、ぜひ広告も活用してみてください!
それでは、今回のレポートはこれで終わります。
このレポートが今後のあなたのビジネス拡大のお役に立てたら幸いです。
勉強会にご参加いただいた皆様、ありがとうございました!
来月もお楽しみに!!
第45回 マーチャントクラブ福岡支部定例会 講義ビデオ
講義全編
「30万の広告費を使った検証結果を公開!〜さらなる打ち手も〜」セミナー
◆開催日時:2024年1月24日(水)10時〜12時
◆開催場所:Zoomオンライン開催
◆講師:YOUSEED株式会社 田原靖識氏
第45回 定例会|前半:19分45秒
第45回 定例会|後半:24分29秒
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今回のわたしのレポートを見て、ちょっとでも興味が湧いた方は、お試しでも参加することができるので、こちらからお問合せいただけると嬉しいです。
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